ワクチンの接種法

オイルワクチンとしてニューカッスル病予防ワクチンとサルモネラ菌用ワクチンがあります。いずれも首の後ろの皮膚を引っ張って、皮下に接種してください。種鳩であれば筋肉注射も可能ですが、レース用の選手鳩の飛ぶためのエンジンの一部である胸の筋肉に接種することはお勧めしておりません。
オイルワクチンはより長く組織に存在することが大事です。その場合、異物であるオイルワクチンの周りに、炎症細胞が集まり次第に繊維細胞が覆うようになります。そのような構造物が筋肉の一部を占めることは筋肉機能のロスを意味します。1分1秒を争うレースにおいて胸筋のロスは避けましょう。

2017年06月05日