往診獣医は診療所を持たずに、飼育者の動物のいる場所に出かけていって、診察や処方をする獣医の形態です。
TCLの場合には相談室(1階)と精密検査室・調剤室(2階)のある建物を有しておりますが、この地域は「第一種低層住居専用地域」であるため、基本的に動物病院の設置は認可されません。(50m2以下の場合には例外的に認可されることがあるそうですが。)そのために、飼育されているお宅に自動車で伺って、飼育状況はあhとの様子を拝見して、診察を行った後に必要な処方をするという形をとっております。
一度往診すれば飼育の状況が変わらない限り、継続的な治療薬や予防薬の処方を往診事務所で行ったり、お送りする事ができます。実際にレース鳩の飼育状況を見ると、その後の相談があってもカルテに基づいて対策を立てることができます。 犬猫の獣医師でも往診専門で獣医医療をされている先生方は少なくありません。