アデノウイルス感染症(嘔吐症候群)の発生が増えています。

9月に入ってTCLへの嘔吐症候群に対するご相談がとても増えています。

毎年出る感染症ですが、鳩舎によっては例年よりもひどいケースもあります。
発症の疫学を見ると、夏や秋の訓練時に疲労した昨年感染した成鳩からウイルスが出てきて(無症状)今年生まれの免疫のない若鳩に感染するようです。つまり、昨年の感染鳩がいれば、少しハードな訓練により今年の若鳩に早い時期に感染させることができます。これによりレースに入ってからの感染発症を早期に済ませられます。

このハードな訓練の前にいわゆる「アデノ処方薬」を用意しておき、発症はとが一話でも見られた段階で全鳩に投与することによりとても早く感染の終息ができます。

なお、TCLでは感染後最も速やかに治すことのできる「TCLアデノ処方」をお出ししていますので、早めにご相談ください。(院長)

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