死籠もり卵はサルモネラ感染

今年も春の作出が始まっていますが、死籠もり卵や雛の早期死亡についてのお問い合わせが続いております。死籠もり卵はメス親がサルモネラに感染しているために起こります。内臓感染の一環としてサルモネラ菌が卵巣に感染して、先天的に起こる感染です。これは一卵にでも起こっていたらその部屋のすべての種鳩や巣立ちした雛がサルモネラ感染している可能性を示す危険な徴候なのです。

恐ろしいことに、こういった卵を生む雌鳩は必ずしも痩せていたり、不健康そうに見えないのです。
下痢をしていない場合が多いので、多くの飼い主はその鳩が健康だと思いこんでしまうのです。

大腸菌やサルモネラ感染で下痢が多る場合ももちろんありますが、サルモネラ感染、特に種鳩のサルモネラ感染は無症状でキャリアーと呼ばれる状態にあります。

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