TCLの獣医、鳩レースと学術担当の百溪がフランスのパスツール研究所で研究をしていた時お世話になった日本人向けの情報誌がオブニー(Ovni)です。
安い飛行機や日本人向けのアパート情報や帰国する方が様々なものを売りに出すガレージセールの案内など楽しく読んでいました。
そんなオブニーにレース鳩の話題が掲載されていたなど最近まで知りませんでした。
きっかけは最近、ポールシオン系の美しいSの鳩を譲ってもらって、昔懐かしいフランス鳩の事を見てみようと思ったことです。
鳩と人間の関係は、想像を超えるもの。
フィリップ・クレスパンさん
「6時にトゥールで放鳩」と地元ラジオが報じる。パ・ド・カレー県、アルワーニュ村にあるフィリップ・クレスパンさんの鳩舎までは、トゥールから400kmの距離。平均時速70kmで飛べば、10羽の鳩は昼ごろ帰舎するはずだ。だからクレスパンさんは昼前には用事を済ませ、鳩舎のある庭のテーブルで鳩たちの帰りを待つ。